フレームワークの強制力

iOSAndroidなどのモバイルアプリフレームワークのいいところの一つは、ずぶの素人が作っても、フレームワークレベルでの強制力が働くため、そこそこきれいなコードになること。

例えばiOSであればStoryboardというGUIでViewを書いていける機能があって、これ自体素人がとっつきやすいという一方で、Storyboard上でできることってのも割と厳しく制限されているので、MVCが明らかに混入してしまうことも少なくなる。

 

受託開発に出したいときなんかには便利で、発注先のレベルがわからない場合にもXcode使ってStoryboard使う前提で発注しさえすれば、最低限のMVCは確保できるはず。

逆にiOS, Android共通で作れるから便利という理由で、例えばPhonegapみたいな共通フレームワーク指定で受託開発だすと、この強制力働かないのでかなりぐちゃぐちゃなものが納品されたりする。

 

Storyboardは使いづらいとか、viewが再利用しづらいのでコードがきれいにならないとかいろいろ批判はあるけど、僕みたいな低レベル技術者的意見で言えば、裏に潜んでるメリットも忘れてはいけないと思う。