Web的な感覚でアプリを作ると困る理由
静的なWebページのイメージでアプリを作ると非常に作りにくいパターンがある。
①topページへもどるとか、特定の画面まで一気に戻るというのがつくりづらい
無理やりつくろうとすればつくれるけど、Webの感覚でハイパーリンクさせるだけでしょというのは違っていて、フレームワークに逆らうのですごく手間がかかる。
なぜ作りづらいのか:
Webの場合、「topページに戻る」とはいえ、実際にはリンクを踏んでtopページに「進んで」いる。Webの場合は基本ステートレスで画面ごとに(動的な)データを持たないので、過去の画面は履歴としてURL覚えておくだけでどんどん捨てていっているので、これをやっても問題ない。
一方でiOSアプリでは、画面ごとにデータ持つし、過去の画面もスタックにいれて活かしておいているので、topページ戻る場合は実際に「戻る」。Web的な方式で進むのができないのは、それを許すと無限に画面作り続けてしまうので、どこかでメモリが足りなくなってしまう。
②アプリのtabを使うと概念が理解しづらい
アプリのタブはタブごとに独立していて、互いに依存していないのが特徴。
Web的に考えると、サイトが複数あるイメージになる。
しかもタブ間の「リンク」はiOSではサポートされてない。